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沿革

起源

深見興産株式会社は、昭和33年4月1日に合資会社深見製鋼所の不動産部門を分離独立させて設立したものである。
その合資会社深見製鋼所の起源は、慶長5年(1600年)に信州高遠より黒田長政公に輿入れしてきた栄姫に従い黒田家の禄を食むようになった始祖 深見五郎右衛門重畠に遡る。五郎右衛門は承応3年(1654年)黒田家二代藩主忠之公死去の際殉死し、福岡市博多区東長寺に五輪塔の内の一基として祀られている。
 五郎右衛門の三男 伊右衛門が仕官を避けて上土居町(現在の福岡市博多区店屋町)に移り住み、その嫡子 甚兵衛が犂、鍬、鍋、釜などの鋳造業を始めた。
 以降家号を釜屋と称し代々鋳造業を営み、黒田藩御用鋳物師として、犂、鍬、鍋、釜、その他大砲、銃器、仏閣の梵鐘や銅像等を鋳造していたが、太平洋戦争中の金属供出で現存するものは少ない。蓮池町(現在の博多区上呉服町)の入定寺にある文政8年(1825年)鋳造の弘法大師坐像(福岡市指定文化財)や中央区唐人町善龍寺にある安政6年(1859年)鋳造の半鐘は数少ない現存品である。
▲半鐘(善龍寺)
▲弘法大師坐像(入定寺)
 明治維新の大変革を経て、10代甚三郎興禎は農機具製造販売に全力を傾注。11代平次郎興盛は多くの技術員を各地に派遣して使用法の指導講習をなし改良研究普及を図った結果、日本全国に深見式深耕犂の販路は拡大した。
▲深見倉庫
▲鍋釜瀬戸引工場

明治

明冶20年(1888年)
朝鮮、台湾、満州にも普及を図り台中市に分工場設置。(深見鋳造所と称す。)
明治37年(1904年)
博多区東公園にある日蓮聖人銅像の台座レリーフを鋳造(現存)。
明治43年(1910年)
第13回九州沖縄八県連合共進会にあわせ福岡市東区箱崎に箱崎水族館を設立するため、11代平次郎が他七氏と共に出資(昭和6年閉館)。
▲鍋窯鋳造所(筑紫名所豪商案内記1885)
▲日蓮聖人銅像
▲台座レリーフ

大正

大正6年(1917年)6月
博多港出入船舶の繋船場の築造や埋立地売却などのために設立された博多築港株式会社の発起人となる。
大正8年(1919年)3月
合名会社深見商店設立。代表社員に11代平次郎が就任。
明治町(現在の博多駅前2丁目)に分工場新設。
▲製鋼所工場

昭和

昭和2年(1927年)10月
11代平次郎 緑綬褒章拝受。
昭和10年(1935年)9月
代表社員に12代平次郎が就任。
昭和11年(1936年)
深見式二段犂完成し、特許、実用新案取得。
昭和14年(1939年)4月
合名会社深見農具部設立。
昭和14年(1939年)7月
合名会社深見農具部を合名会社深見商店に合併。
昭和18年(1943年)8月
企業整備令により福岡鋳鋼株式会社を買収。
合名会社深見製鋼所へ商号変更。
昭和20年(1945年)6月
福岡大空襲で工場設備の大半を焼失。
昭和20年(1945年)8月
太平洋戦争終結を迎え、主として畜力農機具のみの製造工場となる。
昭和26年(1951年)10月
深見式両用2段犂 発明賞受賞。
昭和32年(1957年)10月
12代平次郎 紫綬褒章拝受。
昭和33年(1958年)4月
紫綬褒章拝受の記念事業として上土居町(現在の店屋町)の金物部跡に「深見興産冷泉ビル」建設。
土地建物管理部門を分離独立させ深見興産株式会社設立。資本金500万円。
代表取締役会長に12代平次郎、代表取締役社長に13代陽一がそれぞれ就任。
昭和37年(1962年)8月
農機具製造部門廃業。
昭和41年(1966年)3月
合名会社深見製鋼所代表社員に13代陽一が就任。
昭和45年(1970年)6月
三社町(現在の福岡市博多区博多駅前4丁目)に地下1階地上10階建の「深見ビル」竣工。
合名会社深見製鋼所、深見興産株式会社ともに本店を移転。
昭和51年(1976年)11月
13代陽一 紺綬褒章拝受。
昭和59年(1984年)2月
博多駅前2丁目に「第7深見ビル」竣工。

平成

平成5年(1993年)1月
博多駅前4丁目の6階建ビルを取得。「オクターブビル」と改称。
平成7年(1995年)6月
深見興産株式会社が増資により資本金1,000万円となる。
平成7年(1995年)7月
合資会社深見製鋼所へ組織変更。
平成15年(2003年)4月
深見興産株式会社代表取締役に14代達之が就任。
同年7月、合資会社深見製鋼所代表社員に就任。
平成21年(2009年)3月
博多駅前2丁目の9階建ビル外2棟を取得。
「オクターブ博多駅前ビル」と改称。
平成23年(2011年)7月
「第7深見ビル」他2棟を解体し、地下1階地上8階建「深見製鋼所ビル」を竣工。
「ザ ロイヤルパークホテル福岡」および「竹乃屋 博多駅前店」として賃貸。
平成23年(2011年)9月
博多区店屋町の8階建ビルを取得。
「オクターブ店屋町ビル」と改称。
平成30年(2018年)10月
「深見ビル」解体着手。
令和3年(2021年)2月
「博多深見パークビルディング」竣工(三菱地所株式会社様との共同事業)。
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